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TG-4 + 水中リングストロボで 防水耐圧接写マクロ用カメラ [ダイビング]
2016年6月18日(土)
きょうの横浜は、晴れて、日中は30℃近くになり、真夏のように暑かったです。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
[水中リングストロボで 防水耐圧接写マクロ用カメラ]
きょうは、暑い中、往復 4時間かけて、茗荷谷の歯科クリニックへ行きましたので、ぐったり疲れました。
先日からの複数回のブログで、ダイビングで水深 30m近くまで、ウミウシを撮りに行くために、水中カメラをオリンパス TG-4 + PT-056 に買い替えたことを書きました。
きょうは、 防水耐圧接写マクロの新兵器 リングストロボ(リングデフューザー)をご紹介します。
この製品は、オリンパス製のリングデフューザー FD-1とは関係なく、「海の写真屋さんというところが、ほとんど手作りで作っている製品です。
FD-1は、TG-4に取り付けますので、水深 15mまでしか潜れず、それ以上潜ると水圧で潰れます。
このリングストロボ(リングデフューザー)は、防水プロテクター PT-056に取り付けるようになっており、防水耐圧接写マクロ用カメラを作ることができます。
とはいっても、完成品で出荷されず、キットになっていますので、多少の工作が必要です。
パーツは、①ステップアップリングと、②リングデフューザーで構成されます。
まず、防水プロテクター PT-056を用意します。
中央のレンズ窓に、①ステップアップリングをねじ込みます。
②リングデフューザーに、防水の強力接着剤を塗ります。
②リングデフューザーを、①ステップアップリングに接着します。
この状態で、丸一日、接着剤を乾燥させます。
②リングデフューザーには、水中ストロボと同期するための光ケーブルの穴がありますが、この穴から光が漏れます。
水中接写では、被写体までの距離が近すぎて、外部ストロボが役に立たないので、東急ハンズで購入した樹脂製の端子キャップを詰めました。
海水で腐食しないゴム製か柔らかい樹脂製のものを探すとよいです。(製品には付属していません)
リングストロボ(リングデフューザー)は、内蔵ストロボの光を、円形の輪っか状に拡散させて光らせますので、内蔵ストロボの光が直接当たるよりも、光量が落ちます。
そこで、TG-4のファームウェアを Ver.2 にアップデートすると使えるようになる「FD-1モード」をオンにします。
そうすると、ストロボの発光量を調整できるメニューが、設定画面に追加されますので、+0.3 とか、+0.7とか調整すればよいことになります。
なお、上記が可能なのは、TG-4のみであり、TG-1, TG-2, TG-3ではできません。
リングストロボ(リングデフューザー)の接着が感想した頃、つまり、翌日以後、防水プロテクターに、アームシステムと、水中LEDライトを追加して、全体を組み立てます。
裏は、こんな感じ。
水中LEDライトは、フォーカスライトを兼ねますので必須(バッテリーの都合で 2本をダブル装備)です。
なお、Wライトホルダーはプラスチック製で割れやすいので、ライトホルダーとZジョイントに変更しました。
水中でウミウシや甲殻類を接写マクロ撮影するときは、こんな感じで撮ります。
TG-4の顕微鏡モードは、水中で、0cmまで近づいても、ピントが合います。
とにかく近づけるだけ近づいて、ズームをワイド端に近いほうで撮ると、絞りが開いて背景がボケてよいです。
いきなり海へ持って行って、海水で壊れたら怖いので、例によって、全部の器材を、お風呂の水に漬けて、水没テストをしてから、テスト撮影です。
リングストロボ(リングデフューザー)は、輪っかのように発光しますので、影ができにくいです。
手術室の無影灯みたいな感じ。
実際に、水中で撮った、ウミウシの模型です。
ズームに頼ると、顕微鏡モードを生かせませんので、限界まで被写体に近づきます。
最後に、この防水耐圧接写マクロ用カメラにかかった費用を計算してみました。
そこそこのお値段になります。
[TG-4 ウミウシ撮影用カメラへの道 関連ブログ]
オリンパス 防水デジタルカメラ TG-4 に買換え
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-05-24
オリンパス TG-4用 防水プロテクターPT-056 購入
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-05-26
オリンパス 水中専用フラッシュ UFL-3 を買いました
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-05-29
オリンパス TG-4 ファームウェア 2.0に更新
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-03
ニッケル水素電池 インテリジェント充電器
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-06
ウミウシ マクロ 撮影用 TG-4 プロトタイプ
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-07
TG-4 大瀬崎のウミウシ 2016.6.5 《その1》
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-08
TG-4 大瀬崎のウミウシ 2016.6.5 《その2》
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-09
TG-4 + 水中リングストロボで 防水耐圧接写マクロ用カメラ
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-18
― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
[追伸]
というわけで、早速、あした(6月19日 日曜)に、西伊豆・大瀬崎で、ウミウシ撮影に行ってきます。
たぶん、また、水深 30m近くへ 3回、潜ると思います。
(オリンパスのFD-1では、水圧に耐えられませんので、やらないでください)
例によって、新幹線で、新横浜と三島を往復です。
日帰りで、往復新幹線を使って、1日に3回のダイビングにかかる費用は、23,200円です。
というわけで、ブログ訪問と、コメントのお返しが、1~2日、遅くなります。
きょうの横浜は、晴れて、日中は30℃近くになり、真夏のように暑かったです。
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[水中リングストロボで 防水耐圧接写マクロ用カメラ]
きょうは、暑い中、往復 4時間かけて、茗荷谷の歯科クリニックへ行きましたので、ぐったり疲れました。
先日からの複数回のブログで、ダイビングで水深 30m近くまで、ウミウシを撮りに行くために、水中カメラをオリンパス TG-4 + PT-056 に買い替えたことを書きました。
きょうは、 防水耐圧接写マクロの新兵器 リングストロボ(リングデフューザー)をご紹介します。
この製品は、オリンパス製のリングデフューザー FD-1とは関係なく、「海の写真屋さんというところが、ほとんど手作りで作っている製品です。
FD-1は、TG-4に取り付けますので、水深 15mまでしか潜れず、それ以上潜ると水圧で潰れます。
このリングストロボ(リングデフューザー)は、防水プロテクター PT-056に取り付けるようになっており、防水耐圧接写マクロ用カメラを作ることができます。
とはいっても、完成品で出荷されず、キットになっていますので、多少の工作が必要です。
パーツは、①ステップアップリングと、②リングデフューザーで構成されます。
まず、防水プロテクター PT-056を用意します。
中央のレンズ窓に、①ステップアップリングをねじ込みます。
②リングデフューザーに、防水の強力接着剤を塗ります。
②リングデフューザーを、①ステップアップリングに接着します。
この状態で、丸一日、接着剤を乾燥させます。
②リングデフューザーには、水中ストロボと同期するための光ケーブルの穴がありますが、この穴から光が漏れます。
水中接写では、被写体までの距離が近すぎて、外部ストロボが役に立たないので、東急ハンズで購入した樹脂製の端子キャップを詰めました。
海水で腐食しないゴム製か柔らかい樹脂製のものを探すとよいです。(製品には付属していません)
リングストロボ(リングデフューザー)は、内蔵ストロボの光を、円形の輪っか状に拡散させて光らせますので、内蔵ストロボの光が直接当たるよりも、光量が落ちます。
そこで、TG-4のファームウェアを Ver.2 にアップデートすると使えるようになる「FD-1モード」をオンにします。
そうすると、ストロボの発光量を調整できるメニューが、設定画面に追加されますので、+0.3 とか、+0.7とか調整すればよいことになります。
なお、上記が可能なのは、TG-4のみであり、TG-1, TG-2, TG-3ではできません。
リングストロボ(リングデフューザー)の接着が感想した頃、つまり、翌日以後、防水プロテクターに、アームシステムと、水中LEDライトを追加して、全体を組み立てます。
裏は、こんな感じ。
水中LEDライトは、フォーカスライトを兼ねますので必須(バッテリーの都合で 2本をダブル装備)です。
なお、Wライトホルダーはプラスチック製で割れやすいので、ライトホルダーとZジョイントに変更しました。
水中でウミウシや甲殻類を接写マクロ撮影するときは、こんな感じで撮ります。
TG-4の顕微鏡モードは、水中で、0cmまで近づいても、ピントが合います。
とにかく近づけるだけ近づいて、ズームをワイド端に近いほうで撮ると、絞りが開いて背景がボケてよいです。
いきなり海へ持って行って、海水で壊れたら怖いので、例によって、全部の器材を、お風呂の水に漬けて、水没テストをしてから、テスト撮影です。
リングストロボ(リングデフューザー)は、輪っかのように発光しますので、影ができにくいです。
手術室の無影灯みたいな感じ。
実際に、水中で撮った、ウミウシの模型です。
ズームに頼ると、顕微鏡モードを生かせませんので、限界まで被写体に近づきます。
最後に、この防水耐圧接写マクロ用カメラにかかった費用を計算してみました。
そこそこのお値段になります。
[TG-4 ウミウシ撮影用カメラへの道 関連ブログ]
オリンパス 防水デジタルカメラ TG-4 に買換え
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-05-24
オリンパス TG-4用 防水プロテクターPT-056 購入
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-05-26
オリンパス 水中専用フラッシュ UFL-3 を買いました
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-05-29
オリンパス TG-4 ファームウェア 2.0に更新
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-03
ニッケル水素電池 インテリジェント充電器
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-06
ウミウシ マクロ 撮影用 TG-4 プロトタイプ
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-07
TG-4 大瀬崎のウミウシ 2016.6.5 《その1》
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-08
TG-4 大瀬崎のウミウシ 2016.6.5 《その2》
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-09
TG-4 + 水中リングストロボで 防水耐圧接写マクロ用カメラ
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-18
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[追伸]
というわけで、早速、あした(6月19日 日曜)に、西伊豆・大瀬崎で、ウミウシ撮影に行ってきます。
たぶん、また、水深 30m近くへ 3回、潜ると思います。
(オリンパスのFD-1では、水圧に耐えられませんので、やらないでください)
例によって、新幹線で、新横浜と三島を往復です。
日帰りで、往復新幹線を使って、1日に3回のダイビングにかかる費用は、23,200円です。
というわけで、ブログ訪問と、コメントのお返しが、1~2日、遅くなります。
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投資しましたね、本体より付属の方にお金がかかっちゃっていますね^^;
良い写真が撮れますように。
by kinkin (2016-06-19 04:29)
今日もかなり気温が高くなりそうですので十分お気をつけください☆
by アニ (2016-06-19 08:04)
ありがとうございあす。
水中撮影にも機材に費用が掛かりますね。
by ryuyokaonhachioj (2016-06-19 08:39)
ホントにすごい装備ですね・・
お天気も良くて暖かそうなので、
楽しんで来てくださいね♪
by oko (2016-06-19 09:10)
最後の表で、いくら使ったのかを見て内心「うわぁ・・・」でした。
いや、こんなに掛かるとは思ってなかったんで。
でも、それなりに投資しないと良い写真は取れないっていうことなんでしょうね。
by しきみ (2016-06-19 09:27)
たくさんウミウシに出会えるといいですね~
by terrybear (2016-06-19 10:58)
すごい、一眼レフより高いですね。
2時間かけて歯医者とは、そうとう腕のいい先生ですか?
by ひでほ (2016-06-19 18:13)
なかなかの職人ぶりですね。★★★
by 夏炉冬扇 (2016-06-19 18:31)
なかなか高級なご趣味なんですね。
きちんと撮影するには、大変なのですね。
by ヨッシーパパ (2016-06-19 19:35)
いってらっしゃぁ~い(●´∀`●)ノ
気をつけて、楽しんできてください。
by ぴーすけ君 (2016-06-19 19:52)
すごい付属品ですね。楽しんできてくださいね!
by みぃにゃん (2016-06-19 22:19)
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コメントのお返しが、 1~2日、遅れます。
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by とし@黒猫 (2016-06-19 23:36)
+++++++++++++++++++++
コメントのお返しが、 2~3日、遅れます。
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by とし@黒猫 (2016-06-20 22:35)
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コメントのお返しが、 3~4日、遅れます。
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by とし@黒猫 (2016-06-21 23:22)
> kinking さん
投資しただけあって、いい写真が撮れるようになりました。重いミラーレス一眼を水中へ持って入る必要なしです。
> アニ さん
確かに、真夏日でしたね。30℃超え。
> ryuyokaonhachioj さん
これは、廉価版です。
本格的に揃えると、水中カメラは、100万円弱が相場です。
> oko さん
これで、廉価版です。
みなさん、一眼なので、100万円弱かけてます。
これより安いと、いい写真が撮れないです。
> しきみ さん
これで、廉価版です。
ずいぶん安く上がったなぁ、と思っています。
一眼だと、100万円ぐらいかかっちゃいますので。
> terry bear さん
最低、30種類には、会いたいです。
1日のダイビングに、24,000円かかるので、数枚撮って終わり、ってわけにはいかないです。
> ひでほ さん
現役の大学病院の非常勤の教授です。
普段は、ご自身のクリニックで、診療しています。
儲け主義ではないので、自由診療でも、非常に安いです。
腕も一流です。
詰め物をするとき、グラデーションで3色使うなんて、
他の歯科医はやらないですよ。
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以下、また、1〜2日後に書きます。
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by とし@黒猫 (2016-06-23 12:48)
> 夏炉冬扇 さん
この程度は、ビギナーの類です。
> ヨッシーパパ さん
プロ級のグレードの機材を揃えると、相当の価格になります。
水中器材のお値段は、ダイビング機材に比べれば、安いものです。
> ぴーすけ君 さん
どうもありがとうございまーす!
> みぃにゃん さん
これは、コンデジですので、一眼レフで水中カメラを組んでいる方々に比べれば、オモチャみたいなものです。
by とし@黒猫 (2016-06-23 21:30)
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TG-4 + 水中リングストロボで 防水耐圧接写マクロ用カメラ の
ブログ記事に、たくさんのコメントをいただきまして、
ありがとうございました。
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by とし@黒猫 (2016-06-23 21:31)