お知らせ 当ブログは、ブログに割当てられたディスク容量が満杯になったため、2017年1月8日に、続ブログへ移転しました。 【移転先】 続・Emi Clockは、どうなったの? https://yuna-k.blog.ss-blog.jp/ RSSフィード https://yuna-k.blog.ss-blog.jp/index.xml ※ 60秒後に自動的に続ブログへ移動します。 |
ひみつのPDFフォーム(その1) [アーキテクトぽい]
※このブログの内容は、アドビ社から公開されている情報に基づき、個人の趣味で記述しています。
入力可能なPDFフォームには、いろんな秘密があります。
さっき、病院でもらった検査予約票の紙を、スキャナーで読み込んで、即興でPDFフォームを作ってみました。
↓
http://www003.upp.so-net.ne.jp/motosoft/misc/OrderForm102.pdf
入力可能なPDFが、簡単に作れます。
※OS: Windows 7 Ultimete SP1
※Webブラウザ: Safari 5.1.5, IE 8.0
※PDF表示: Adobe Reader X 10.1.3 (9.1.x 以上対象)
※PDF作成: Adobe Acrobat Pro 10.1.3
※PDFフォーム作成: Adobe LiveCycle Designer ES2 9.0.0
PDF内部に JavaScriptが書けるので、いろんなことができます。
あんなことや、こんなことも・・・
では、紙の帳票をPDFフォームにしてみましょう。
最初は、スキャナーで紙の帳票を読み込んで、画像編集ソフトでノイズなど不要部分を消します。
きれいになったら、PNG形式などのビットマップ形式のファイルで保存します。
次に、Adobe Acrobat X Proなどを使って、上記のビットマップ形式の帳票ファイルを読み込み、PDFに変換して保存します。
このファイルは、スタティックPDFフォームの「アートワーク背景」になります。
見るだけのPDFを、入力フィールドを持ったPDFフォームに変換するには、Adobe LiveCycle Designer ES2を使います。
起動時に、「背景として読み込んでインタラクティブフォームを作成」を選択します。(編集可能なレイアウトにしてしまうと、ダイナミックPDFフォームになってしまうので注意。)
Adobe LiveCycle Designer ES2に、アートワーク背景として読み込みが完了し、PDFフォームのレイアウト画面が表示されます。
さまざまなAdobe LiveCycle Designer ES2オブジェクトライブラリ(テキストフィールドなど)を使って、PDFフォームを自由にレイアウトします。
テキストフィールドのバリデーションなど、動的な処理は、Scriptエディタを使い、JavaScriptで記述します。
以上の手順で作成したら、フォームのプロパティでPDFセキュリティの設定をした後、PDFフォームとして保存します。
インターネット上で公開するときは、セキュリティ設定を忘れないようにしましょう。
きょうは、ここまで。
次は、いつ書くかは、わかりませんが・・・
※URLからのリンク先の PDFフォームは、コピーしてもらって可なので、煮るなり焼くなりしてください。
[シリーズブログ]
ひみつのPDFフォーム
[1] [2]
入力可能なPDFフォームには、いろんな秘密があります。
さっき、病院でもらった検査予約票の紙を、スキャナーで読み込んで、即興でPDFフォームを作ってみました。
↓
http://www003.upp.so-net.ne.jp/motosoft/misc/OrderForm102.pdf
入力可能なPDFが、簡単に作れます。
※OS: Windows 7 Ultimete SP1
※Webブラウザ: Safari 5.1.5, IE 8.0
※PDF表示: Adobe Reader X 10.1.3 (9.1.x 以上対象)
※PDF作成: Adobe Acrobat Pro 10.1.3
※PDFフォーム作成: Adobe LiveCycle Designer ES2 9.0.0
PDF内部に JavaScriptが書けるので、いろんなことができます。
あんなことや、こんなことも・・・
では、紙の帳票をPDFフォームにしてみましょう。
最初は、スキャナーで紙の帳票を読み込んで、画像編集ソフトでノイズなど不要部分を消します。
きれいになったら、PNG形式などのビットマップ形式のファイルで保存します。
次に、Adobe Acrobat X Proなどを使って、上記のビットマップ形式の帳票ファイルを読み込み、PDFに変換して保存します。
このファイルは、スタティックPDFフォームの「アートワーク背景」になります。
見るだけのPDFを、入力フィールドを持ったPDFフォームに変換するには、Adobe LiveCycle Designer ES2を使います。
起動時に、「背景として読み込んでインタラクティブフォームを作成」を選択します。(編集可能なレイアウトにしてしまうと、ダイナミックPDFフォームになってしまうので注意。)
Adobe LiveCycle Designer ES2に、アートワーク背景として読み込みが完了し、PDFフォームのレイアウト画面が表示されます。
さまざまなAdobe LiveCycle Designer ES2オブジェクトライブラリ(テキストフィールドなど)を使って、PDFフォームを自由にレイアウトします。
テキストフィールドのバリデーションなど、動的な処理は、Scriptエディタを使い、JavaScriptで記述します。
以上の手順で作成したら、フォームのプロパティでPDFセキュリティの設定をした後、PDFフォームとして保存します。
インターネット上で公開するときは、セキュリティ設定を忘れないようにしましょう。
きょうは、ここまで。
次は、いつ書くかは、わかりませんが・・・
※URLからのリンク先の PDFフォームは、コピーしてもらって可なので、煮るなり焼くなりしてください。
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ひみつのPDFフォーム
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タグ:PDF
情報サービス産業白書 2011-2012 [アーキテクトぽい]
一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)の『情報サービス産業白書 2010-2011』に、今回も寄稿させていただきました。
2007年、2008年と寄稿させていただきましたが、今回は、これまでとは異なるテーマの原稿を担当させていただき、勉強になりました。
日経BP社から出版されていて、そうそうたる執筆陣が名前を連ねていて、読者の方々のビジネスのお役にたてればいいな、と思います。
一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)
http://www.jisa.or.jp/
『情報サービス産業白書 2010-2011』のご案内
http://www.jisa.or.jp/report/whitepaper2011.html
2007年、2008年と寄稿させていただきましたが、今回は、これまでとは異なるテーマの原稿を担当させていただき、勉強になりました。
日経BP社から出版されていて、そうそうたる執筆陣が名前を連ねていて、読者の方々のビジネスのお役にたてればいいな、と思います。
一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)
http://www.jisa.or.jp/
『情報サービス産業白書 2010-2011』のご案内
http://www.jisa.or.jp/report/whitepaper2011.html
大昔に執筆した書籍の中古本がAmazonに・・・ [アーキテクトぽい]
十年一昔、と申しますが、大昔に書いた拙著(当然、絶版)が、今でも Amazonの中古に出品されており、専門書が叩き売りされている中で、わりと高い値がついていて、驚きました。
■ ゲームで覚えるJAVA(1997/3、アスキー)
かれこれ、14年前の著書になります。
↓ Amazonの書籍紹介ページ
http://www.amazon.co.jp/gp/product/475611721X/ref=olp_product_details?ie=UTF8&me=&seller=
↓ Amazonの中古出品のページ(現時点で6点)
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/475611721X/ref=dp_olp_0?ie=UTF8&redirect=true&condition=all
まぁ、中古売買なので、著者には 1円の印税も入らないので、金銭的なメリットはないのですが、14年前の著書に、900円~1,000円の売値が付くことは、ありがたいです。
■Visual J++でつくるJAVAアプレット入門 (1997/6,インプレス)
これも、かれこれ、14年前の書籍です。
↓ Amazonの書籍紹介ページ
http://www.amazon.co.jp/Visual-J-%E3%81%A7%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8BJAVA%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E5%85%A5%E9%96%80-%E6%9C%AC-%E4%BF%8A%E4%B9%9F/dp/4844348094
↓ Amazonの中古出品のページ(現時点で7点)
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4844348094/ref=dp_olp_0?ie=UTF8&redirect=true&condition=all
1円の古本もありますが、1,500円以上の売値が、3点出てます。新古品ぽいです。
■図解標準 最新Webサービス マスタリングハンドブック―XML、SOAP、WSDL、UDDIの基本から開発まで(2004/2,秀和システム)
これは、かれこれ、7年前の書籍ですので、10年経ってません。
↓ Amazonの書籍紹介ページ
http://www.amazon.co.jp/%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E6%A8%99%E6%BA%96-%E6%9C%80%E6%96%B0Web%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9-%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E2%80%95XML%E3%80%81SOAP%E3%80%81WSDL%E3%80%81UDDI%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E3%81%8B%E3%82%89%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%BE%E3%81%A7-%E6%9C%AC-%E4%BF%8A%E4%B9%9F/dp/4798007064
↓ Amazonの中古出品のページ(現時点で10点)
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4798007064/ref=dp_olp_0?ie=UTF8&redirect=true&condition=all
えーっ! 1,700円~5,000円の売り値が!
自宅に、出版社からの新品の献本が10冊ぐらいあったのに、処分してしまった・・・
ちょっと、もったいなかったかも。
Amazon扱いの中古本は、こんな感じでした。
ほかの中古本取り扱い店では、別の書籍の中古本が売られているのかも!?
今まで、気にもとめなかったのですが、7~8冊書いてるので、「あの書籍は、今!?」みたいな感じで、探してみても面白いかも、と、思いました。
[拙著一覧]
http://www003.upp.so-net.ne.jp/motosoft/motosoft/writer.html
■ ゲームで覚えるJAVA(1997/3、アスキー)
かれこれ、14年前の著書になります。
↓ Amazonの書籍紹介ページ
http://www.amazon.co.jp/gp/product/475611721X/ref=olp_product_details?ie=UTF8&me=&seller=
↓ Amazonの中古出品のページ(現時点で6点)
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/475611721X/ref=dp_olp_0?ie=UTF8&redirect=true&condition=all
まぁ、中古売買なので、著者には 1円の印税も入らないので、金銭的なメリットはないのですが、14年前の著書に、900円~1,000円の売値が付くことは、ありがたいです。
■Visual J++でつくるJAVAアプレット入門 (1997/6,インプレス)
これも、かれこれ、14年前の書籍です。
↓ Amazonの書籍紹介ページ
http://www.amazon.co.jp/Visual-J-%E3%81%A7%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8BJAVA%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E5%85%A5%E9%96%80-%E6%9C%AC-%E4%BF%8A%E4%B9%9F/dp/4844348094
↓ Amazonの中古出品のページ(現時点で7点)
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4844348094/ref=dp_olp_0?ie=UTF8&redirect=true&condition=all
1円の古本もありますが、1,500円以上の売値が、3点出てます。新古品ぽいです。
■図解標準 最新Webサービス マスタリングハンドブック―XML、SOAP、WSDL、UDDIの基本から開発まで(2004/2,秀和システム)
これは、かれこれ、7年前の書籍ですので、10年経ってません。
↓ Amazonの書籍紹介ページ
http://www.amazon.co.jp/%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E6%A8%99%E6%BA%96-%E6%9C%80%E6%96%B0Web%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9-%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E2%80%95XML%E3%80%81SOAP%E3%80%81WSDL%E3%80%81UDDI%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E3%81%8B%E3%82%89%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%BE%E3%81%A7-%E6%9C%AC-%E4%BF%8A%E4%B9%9F/dp/4798007064
↓ Amazonの中古出品のページ(現時点で10点)
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4798007064/ref=dp_olp_0?ie=UTF8&redirect=true&condition=all
えーっ! 1,700円~5,000円の売り値が!
自宅に、出版社からの新品の献本が10冊ぐらいあったのに、処分してしまった・・・
ちょっと、もったいなかったかも。
Amazon扱いの中古本は、こんな感じでした。
ほかの中古本取り扱い店では、別の書籍の中古本が売られているのかも!?
今まで、気にもとめなかったのですが、7~8冊書いてるので、「あの書籍は、今!?」みたいな感じで、探してみても面白いかも、と、思いました。
[拙著一覧]
http://www003.upp.so-net.ne.jp/motosoft/motosoft/writer.html
Flex3 G-Learning [アーキテクトぽい]
Flex3で、e-Learningぽいもののサンプルを作ってみました。
きっかけは、夏に、ガンダム好き(いわゆる、ガンオタ)が集まって、百式ビール(麒麟 THE GOLDのこと)を飲んだときに、e-Learningでガンダムの知識が学べるといいね、という軽いノリです。
そのような目的のソフトは、すでにニンテンドーDS用のものが発売されていますが、RIAが流行なので、Flex 3で実装したら、どんな感じになるか、実験的に作ってみよう、という趣旨でした。
しかし、2次会のカラオケで、コーラサワー(コークハイのこと)を飲んで熱唱した後、一同、このことは忘れてしまいました。
しかし、10月からガンダムOOのセカンドシーズン放映が始まり、すっかり忘れていたのですが、先日、半日ほど暇ができたので、Flex 3で、6~7時間で作ってみました。
e-Learningもどきなのですが、学習機能はなく、クイズ機能だけを実装しました。
制限時間は10分間で、これを過ぎると、途中であっても、強制的に採点されます。
問題は、初級が20問、中級が10問、上級が10問の40問で、解答方法は3択形式です。
採点は、100点満点で、各レベルごとの得点状況を、バーグラフで表示します。
見た目にそっけないのですが、ガンダム等の版権画像は、一切使用していません。
なお、目的がFlex 3で、e-Learningぽいものを作ってみるための実験であり、コンテンツはダミーです。
雰囲気をみるために、最初の4問だけは「青いガンダムはどれでしょう?」的な問題を仮置きしていますが、残りの36問は、「問題番号# 解答A, B, C」の文言が出るだけのダミー問題です。
ソースコードをLGPL3のライセンスのオープンソースとして開示していますので、問題部分のコードを直してビルドすれば、それなりに遊べます。
SWFバイナリ、ソースコードは、下記サイトにあります。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/motosoft/flex/gn/
なお、バイナリを試しに動かすのであれば、パスワードに「E57」と入力してください。
このサンプルは、とりあえず動いたので、これで終わりとして、同様のものを、Sliverlight 2で実装してみて、両者を比較するサンプルにならないかと考えています。
きっかけは、夏に、ガンダム好き(いわゆる、ガンオタ)が集まって、百式ビール(麒麟 THE GOLDのこと)を飲んだときに、e-Learningでガンダムの知識が学べるといいね、という軽いノリです。
そのような目的のソフトは、すでにニンテンドーDS用のものが発売されていますが、RIAが流行なので、Flex 3で実装したら、どんな感じになるか、実験的に作ってみよう、という趣旨でした。
しかし、2次会のカラオケで、コーラサワー(コークハイのこと)を飲んで熱唱した後、一同、このことは忘れてしまいました。
しかし、10月からガンダムOOのセカンドシーズン放映が始まり、すっかり忘れていたのですが、先日、半日ほど暇ができたので、Flex 3で、6~7時間で作ってみました。
e-Learningもどきなのですが、学習機能はなく、クイズ機能だけを実装しました。
制限時間は10分間で、これを過ぎると、途中であっても、強制的に採点されます。
問題は、初級が20問、中級が10問、上級が10問の40問で、解答方法は3択形式です。
採点は、100点満点で、各レベルごとの得点状況を、バーグラフで表示します。
見た目にそっけないのですが、ガンダム等の版権画像は、一切使用していません。
なお、目的がFlex 3で、e-Learningぽいものを作ってみるための実験であり、コンテンツはダミーです。
雰囲気をみるために、最初の4問だけは「青いガンダムはどれでしょう?」的な問題を仮置きしていますが、残りの36問は、「問題番号# 解答A, B, C」の文言が出るだけのダミー問題です。
ソースコードをLGPL3のライセンスのオープンソースとして開示していますので、問題部分のコードを直してビルドすれば、それなりに遊べます。
SWFバイナリ、ソースコードは、下記サイトにあります。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/motosoft/flex/gn/
なお、バイナリを試しに動かすのであれば、パスワードに「E57」と入力してください。
このサンプルは、とりあえず動いたので、これで終わりとして、同様のものを、Sliverlight 2で実装してみて、両者を比較するサンプルにならないかと考えています。
HITACHI Open Middleware World 2008 Autumn [アーキテクトぽい]
HITACHI Open Middleware World 2008 Autumn
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/omw/cosmi/index.html
きょうは、六本木アカデミーヒルズ40へ行ってきました。
期待以上でした。
簡単にレポートを書きます。
■【特別講演】技の伝承とイノベーション
(株)枡一市村酒造場・代表取締役 セーラ・マリ・カミングス氏。
Square Oneのお話の後、以下のような元気が出るメッセージをいただきました。
(1) できないことばかり並べない!
ああだからできない、こうだからできない、と、できないことを並べて言い訳していては何もできない。
100のできないことがあっても、1つできることがあるなら、そこから道は開ける。
(2) 立ち止まってくよくよ考えない!
そんなことをしても、何も生まれない。先へ進もう。
(3) どうせやるんだったら思い切ってやる!
中途半端にやっても良い結果は得られない。
まさに、SOAへの取り組みも、こうでありたいですね。
■【基調講演】イノベーションに向けて
(株)日立製作所・ソフトウェア事業部 本部長 林 重年氏。
知識成長のサイクル(SECIモデル)がイノベーションを創生する、というお話。
Cosminexousは、SOAプラットフォームとコミュニティにより知識・ノウハウと企業システムを融合する。
(1) デモ1
保険業務アプリにおけるユーザ・エクスペリエンス・テクノロジーの例。
操作員の業務習熟度による操作のゆらぎを検知し、操作内容に応じてシチュエーションを推定し、次の画面に切り替わったときに適切なガイドを表示する、というもの。
単なるリッチなだけのUXでなく、一歩進んだUXという感じです。
(2) デモ2
ロボットによる製造ラインにおいて、ロボットの稼働率と在庫量をリアルタイムにモニタリングして、プロセスフロー図をベースにしたダッシュボードを表示するモニタリングシステム例。
もし、ロボットのアームが故障した場合、状況をダッシュボードのプロセスフロー図へリアルタイムに表示すると共に、あらかじめ設定したKPIによって、障害と認識した場合には、どのプロセスで障害が発生しているかを赤くハイライト表示し、さらに、その障害によって影響を受ける後続のプロセスについて影響範囲を特定してハイライト表示するものです。
単なるリアルタイムモニタではなく、障害のインパクト分析ができる点が新しいです。
(3) デモ3
業務を、業務フローによるナビゲーションによってアシストするシステムで、インフラ設計のサイジングを行う例。
パターン化した業務をナビゲートするような仕掛けを、ミドルが持つという点が新しいです。
最後に、フルGCレス(業務アプリにおいて、JavaにおけるGCが発生しないようにするしかけ)のお話がありました。
■【The 対談】実践SOA・日立化成工業の取り組みとこれから
日立化成工業(株) 経営管理室長 管 正之氏と、(株)日立コンサルティング テクニカルディレクター 小池 博氏の対談形式のプレゼン。
対談といっても、6月~7月にかけて実際に行われたSOAコンサルの内容を、再現ドラマのように会場で再現するものでした。
ビジネスプロセスが複雑化していくと性能劣化をひきおこす点についての改善策、という課題でしたが、解は、BPR+SOA型で考える、という正統派のコンサル内容でした。
■大量の実世界データから「今」を分析するストリームデータ処理の可能性
(株)日立製作所・中央研究所・主任研究員・工学博士 西澤 格氏。
uCosminexus Stream Data Platformの技術的側面からの解説でした。
ストリームデータを対象にした、いわゆるイベントコリレーションエンジンで、スタンフォード大学のSTREAMプロジェクトなど、有名どころが研究対象にしている次世代のデータ処理技術です。
要するに、データベースの中に詰め込んだデータを処理の対象にするのではなく、絶えず流れ続けるストリームデータの『今』、つまり、一部分にウィンドウを設定して切り取って処理の対象にするものです。
データベースに蓄積できる情報の範囲で処理していては、ビジネスがデータベース容量によって制約を受けてしまい、たとえば、世界中のWebコンテンツを対象に検索するGoogleのようなビジネスが創生できません。だから、ストリームデータ処理が、これから重要なんですよね。
ストリームデータの代表は、大量に出力されて流れるログです。これをストリームデータ処理でイベントコリレーションすれば、いままでにない面白い応用ができます。
uCosminexus Stream Data Platformでは、CQLというSQLに時間の概念を入れたクエリ言語によって容易にストリームデータ処理を可能にしています。概要は、以下のサイトを参照してください。
uCosminexus Stream Data Platform
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/cosminexus/products/lineup/application/sdp/index.html
デモがありました。
刻々と変化するタクシーの位置データをリアルタームにストリームデータ処理し、各タクシーの位置の変化量の相関をみて、渋滞を判定し、Google Earthの画像にマップするもので、非常にイメージしやすかったです。こういうデモは、いいですね。
ストリームデータ処理とか、イベントコリレーションと言っても、ビジネスにどうつながるがイメージできない人が多いんですよ。
■【The 対談】SIはアートか力仕事か
(株)インプレスビジネスメディア 取締役 IT Leaders編集長 田口 潤氏がモデレータになり、(株)シナジー研究所 代表取締役社長 依田 智夫氏と、(株)日立製作所 プロジェクトマネジメント統括推進本部 本部長 石川 貞裕氏の対談でした。
(1) 見積手法
SIの見積手法は工数の積み上げであり、エンジニアリング的でない。
モデリングをやったからといって見積精度が上がるわけではない。まず、プロセスの方法論でやってみて、繰り返して高めていく(反復型)とよい。しかし、漫然とプロトを繰り返した延長にゴールがあるわけではないので、ウォーターフォールでできないからといって反復型でやってはいけない。それぞれ利点があるので使い分けるべき
(2) Cosminexousはどこで役立つか
BPM/ESBよりも、まず、情報(データ)統合(=フェデレーション、ETL)が先決で、これができていないと、BPMにたどりつかない。
製品ファミリが増えたが、使いこなすには、手順と人が重要。手順=プロセスは、日立社内にHiPACE SOA対応版があるが、社外には開示していない。人は、APサーバ部分はナビゲーションをアシストする製品を用意している。
SIはアートか力仕事か。日本のアーキテクトには、ひ弱なエンジニアタイプが多いが、アーキテクトが重要な鍵を握っている。割り切りよく、責任をもって、全体をぶった切ることができる、骨太なアーキテクトが求められている、というまとめでした。
■RIAで短納期、低コストソリューション
(株)日立システムアンドサービス 境 丈利氏。
Nexawebを用いたRIAソリューションの紹介(PR)でした。
ノベルティグッズは、USBハブ、USBケータイ充電器などをいただきました。
ランチセッションで出た明治座・深川弁当が美味でした。
夕方、赤いクリスマスイルミネーションごしにライトアップされた東京タワーがきれいでした。
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/omw/cosmi/index.html
きょうは、六本木アカデミーヒルズ40へ行ってきました。
期待以上でした。
簡単にレポートを書きます。
■【特別講演】技の伝承とイノベーション
(株)枡一市村酒造場・代表取締役 セーラ・マリ・カミングス氏。
Square Oneのお話の後、以下のような元気が出るメッセージをいただきました。
(1) できないことばかり並べない!
ああだからできない、こうだからできない、と、できないことを並べて言い訳していては何もできない。
100のできないことがあっても、1つできることがあるなら、そこから道は開ける。
(2) 立ち止まってくよくよ考えない!
そんなことをしても、何も生まれない。先へ進もう。
(3) どうせやるんだったら思い切ってやる!
中途半端にやっても良い結果は得られない。
まさに、SOAへの取り組みも、こうでありたいですね。
■【基調講演】イノベーションに向けて
(株)日立製作所・ソフトウェア事業部 本部長 林 重年氏。
知識成長のサイクル(SECIモデル)がイノベーションを創生する、というお話。
Cosminexousは、SOAプラットフォームとコミュニティにより知識・ノウハウと企業システムを融合する。
(1) デモ1
保険業務アプリにおけるユーザ・エクスペリエンス・テクノロジーの例。
操作員の業務習熟度による操作のゆらぎを検知し、操作内容に応じてシチュエーションを推定し、次の画面に切り替わったときに適切なガイドを表示する、というもの。
単なるリッチなだけのUXでなく、一歩進んだUXという感じです。
(2) デモ2
ロボットによる製造ラインにおいて、ロボットの稼働率と在庫量をリアルタイムにモニタリングして、プロセスフロー図をベースにしたダッシュボードを表示するモニタリングシステム例。
もし、ロボットのアームが故障した場合、状況をダッシュボードのプロセスフロー図へリアルタイムに表示すると共に、あらかじめ設定したKPIによって、障害と認識した場合には、どのプロセスで障害が発生しているかを赤くハイライト表示し、さらに、その障害によって影響を受ける後続のプロセスについて影響範囲を特定してハイライト表示するものです。
単なるリアルタイムモニタではなく、障害のインパクト分析ができる点が新しいです。
(3) デモ3
業務を、業務フローによるナビゲーションによってアシストするシステムで、インフラ設計のサイジングを行う例。
パターン化した業務をナビゲートするような仕掛けを、ミドルが持つという点が新しいです。
最後に、フルGCレス(業務アプリにおいて、JavaにおけるGCが発生しないようにするしかけ)のお話がありました。
■【The 対談】実践SOA・日立化成工業の取り組みとこれから
日立化成工業(株) 経営管理室長 管 正之氏と、(株)日立コンサルティング テクニカルディレクター 小池 博氏の対談形式のプレゼン。
対談といっても、6月~7月にかけて実際に行われたSOAコンサルの内容を、再現ドラマのように会場で再現するものでした。
ビジネスプロセスが複雑化していくと性能劣化をひきおこす点についての改善策、という課題でしたが、解は、BPR+SOA型で考える、という正統派のコンサル内容でした。
■大量の実世界データから「今」を分析するストリームデータ処理の可能性
(株)日立製作所・中央研究所・主任研究員・工学博士 西澤 格氏。
uCosminexus Stream Data Platformの技術的側面からの解説でした。
ストリームデータを対象にした、いわゆるイベントコリレーションエンジンで、スタンフォード大学のSTREAMプロジェクトなど、有名どころが研究対象にしている次世代のデータ処理技術です。
要するに、データベースの中に詰め込んだデータを処理の対象にするのではなく、絶えず流れ続けるストリームデータの『今』、つまり、一部分にウィンドウを設定して切り取って処理の対象にするものです。
データベースに蓄積できる情報の範囲で処理していては、ビジネスがデータベース容量によって制約を受けてしまい、たとえば、世界中のWebコンテンツを対象に検索するGoogleのようなビジネスが創生できません。だから、ストリームデータ処理が、これから重要なんですよね。
ストリームデータの代表は、大量に出力されて流れるログです。これをストリームデータ処理でイベントコリレーションすれば、いままでにない面白い応用ができます。
uCosminexus Stream Data Platformでは、CQLというSQLに時間の概念を入れたクエリ言語によって容易にストリームデータ処理を可能にしています。概要は、以下のサイトを参照してください。
uCosminexus Stream Data Platform
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/cosminexus/products/lineup/application/sdp/index.html
デモがありました。
刻々と変化するタクシーの位置データをリアルタームにストリームデータ処理し、各タクシーの位置の変化量の相関をみて、渋滞を判定し、Google Earthの画像にマップするもので、非常にイメージしやすかったです。こういうデモは、いいですね。
ストリームデータ処理とか、イベントコリレーションと言っても、ビジネスにどうつながるがイメージできない人が多いんですよ。
■【The 対談】SIはアートか力仕事か
(株)インプレスビジネスメディア 取締役 IT Leaders編集長 田口 潤氏がモデレータになり、(株)シナジー研究所 代表取締役社長 依田 智夫氏と、(株)日立製作所 プロジェクトマネジメント統括推進本部 本部長 石川 貞裕氏の対談でした。
(1) 見積手法
SIの見積手法は工数の積み上げであり、エンジニアリング的でない。
モデリングをやったからといって見積精度が上がるわけではない。まず、プロセスの方法論でやってみて、繰り返して高めていく(反復型)とよい。しかし、漫然とプロトを繰り返した延長にゴールがあるわけではないので、ウォーターフォールでできないからといって反復型でやってはいけない。それぞれ利点があるので使い分けるべき
(2) Cosminexousはどこで役立つか
BPM/ESBよりも、まず、情報(データ)統合(=フェデレーション、ETL)が先決で、これができていないと、BPMにたどりつかない。
製品ファミリが増えたが、使いこなすには、手順と人が重要。手順=プロセスは、日立社内にHiPACE SOA対応版があるが、社外には開示していない。人は、APサーバ部分はナビゲーションをアシストする製品を用意している。
SIはアートか力仕事か。日本のアーキテクトには、ひ弱なエンジニアタイプが多いが、アーキテクトが重要な鍵を握っている。割り切りよく、責任をもって、全体をぶった切ることができる、骨太なアーキテクトが求められている、というまとめでした。
■RIAで短納期、低コストソリューション
(株)日立システムアンドサービス 境 丈利氏。
Nexawebを用いたRIAソリューションの紹介(PR)でした。
ノベルティグッズは、USBハブ、USBケータイ充電器などをいただきました。
ランチセッションで出た明治座・深川弁当が美味でした。
夕方、赤いクリスマスイルミネーションごしにライトアップされた東京タワーがきれいでした。
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