Microsot Bot Framework 3.0で 飲み会調整botデモサイト改、勤怠連絡bot

2016年10月9日（日曜）
※1) 2016.10.19 05:40 テストサイト終了時期の記述を訂正

きょうの横浜は、午前中は大雨でしたが、午後から曇りになりました。

朝から大雨だと、出かける気力が失せて、引きこもりモードになります。

なので、ブログネタがないです。

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[もっとbotぽいbot試作のお試しサイト改]
9月10日のブログ記事で書いた、飲み会調整チャットbotを、Microsoft Bot Framework（South Central USリージョンのAzureサーバで動作）に公開して、デモサイトを作って、実際に動かせるようにしましたが、使ってみると「日本語自然言語処理がうざい」ため、改良しました。
　　↓　9月10日のブログ記事
Microsot Bot Framework 3.0で もっとbotぽいbot試作
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-09-10

スマホからLINEのようなチャットで、相手が人間ではなく、botプログラム（AIもどき）だと分かっていて、冗長な日本語自然文を書くのがうざいです。
そして、現在の日本語自然文解析＋意味解析は、ステートレス（状態を維持しない）であり、その都度、発言内容から、機械学習したナレッジを使って、適切な回答文を返すようになっています。

「あしたの東京の天気は？」　→　「晴れのち曇り」
「アメリカの第40代大統領の名前は？」　→　「ロナルド・レーガン」
「2004年のオリンピック開催都市はどこ？」　→　「アテネ」

のようなクイズ形式のQ & Aにはよいのですが、アンケートのような、複数の会話のやり取りを繰り返して、最終的に「これでよい」とコミットするような会話プロセスは難しいです。
そして、現実には、いったん、途中まで答えたけれども、さっきの答えを変更したい、というようなケースがでてきて、ちょうど、ロングトランザクションのような考え方の会話プロセスフローでないと、複雑な会話は成立しません。

冒頭に書いた、Bot相手の冗長な日本語自然文をスマホで手打ちするめんどうくささと、ロングトランザクションのような考え方の会話プロセスフローの考え方を入れ込んで、 飲み会調整botデモサイトをリファクタリングしました。
おおまかな、会話プロセスフローは、下図の通りです。

このダイアログフロー（会話の流れ）が、1つのタスクのトランザクションスコープを形成するようにしました。
実際にMS Azure上のクラウド環境で動かしてみたチャット例が、以下になります。

ほらね？！
これなら、例文や、マニュアルがなくても、使えるでしょう。

トライアル版Azure Subscriptionなので、10月15日ごろまでは、実際に動かせますが、それを過ぎると、動かなくなるはずです。
トライアル版のため、予告なく、動作しなくなるかもしれませんがご容赦ください。

チャットbotのお試しは、こちらです。
　　↓　
ｈttps://microsoft-apiapp937554448978497cb48a05cb30f2eb14.azurewebsites.net/

LINEができる知識があれば、使えますので、5分ぐらい、お試しください。

システムは、Microsoft Azureクラウド上に構築しています。

セキュリティのために、伝送路はSSLで暗号化しています。

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ダイアログフローでは、会話のチェイン（鎖）を作って、各会話の中に、選択肢のボタンを配置しておき、ボタンをクリックするだけで応答するようにもできます。
満員電車の中では、文字列をフリックでさえ打つのも大変なことがあり、たとえば、「電車が事故で30分出社が遅れますとメールして」と日本語自然文を打つよりも、以下のような勤怠連絡チャットボットだと簡単に連絡メールを飛ばすことができます。

なお、このチャットBotで使っているGMailは、OAuth認証すれば、APIでメールを送信できます。

[MS Bot Framework 関連ブログ]
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・Microsot Bot Framework 3.0で ニュースbotフィジビリティスタディ終了
・Microsoft LUISの日本語 自然言語理解を試してみた
・Microsot Bot Framework 3.0で もっとbotぽいbot試作のお試しサイト
・Microsot Bot Framework 3.0で ニュースbotデモサイト復活 (※1)
・Microsot Bot Framework 3.0で 飲み会調整botデモサイト、勤怠連絡bot (※2)

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[追伸]
やはり、PCのケースは、ガラス製で、マザーボードにフィギュアが乗ってないと、無機質な箱に思えて愛着が持てませんので、シースルーのPCケースが好きです。


教訓・要点：
自分で作って、使って、評価したこともないくせに、わかったようなことを言う人は、いちばん信用ならない。

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