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MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botのiPhoneからのSkypeコネクター対応 [チャットbot]

2016年11月26日(土)

きょうの横浜は、よく[晴れ]晴れて、放射冷却で冷え込みました。

※ ITの難しい話(チャットボット)が延々と続きますので、興味がない方は、スルーして、ポチっとしてください。

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[飲み会調整botのiPhoneからのSkypeコネクター対応]
現在、このチャットBotは、PoCステータスです。

本来は、iPhone 7から、モバイルでチャットBotにアクセスしたいのですが、Microsoft Bot Frameworkの Web Chatコネクターのバグにより、AppleのOS(OS X, Mac OS, iOS)上の SafariやChromeではステートフルな会話の状態維持ができません

仕方なく、Androidスマホから Wi-Fiで Web Chatコネクターに接続していましたが、Windows 10などのPCブラウザ用に設計されているため、フォントサイズが小さい(しかも固定サイズ)のです。
こんな感じ ↓ で表示され、文字が小さくて、ほとんど読めません。
MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botのiPhoneからのSkypeコネクター対応
いちいち、スマホ画面を拡大して、画面いっぱいに広げると、なんとか読めます。
MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botのiPhoneからのSkypeコネクター対応
「だったら、スタイルシートで文字サイズを変えればいいじゃん。」
ダメなんですよ。
Web Chatフレームは、IFRAMEタグになっていて、その中は、Microsoft Bot FrameworkのWeb Chatコネクターが握っていて、スタイルシートを変更できません。
「Microsoft、ダメダメじゃん。」
区切り線

そこで、iPhone 7でも使える、Skype for iPhoneを使うことにして、そのためのSkypeコネクターをチャットBotに接続しました。

MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botのiPhoneからのSkypeコネクター対応

いきなり iPhone 7から接続せず、まずは、テストを兼ねて、Windows 10のSkypeアプリから、Slypeコネクターに接続し、チャットBotに接続です。
MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botのiPhoneからのSkypeコネクター対応
想像していたよりも、すんなりと、つながりはしました。
でも、Skypeは、Web Chatのような HTTPセッションでの会話セッション管理ではないので、MicrosoftのSkypeコネクターのバグも含めて、さまざまな予期せぬ問題が続出し、Skype対応で、1日、かかってしまいました。

へぇ、で、どんなところで、どんな問題が出て、どう対応したんですか?
見ての通り、改行ができないので箇条書きができず、見栄えが悪い、というのも、問題のひとつです。(Microsoft謹製 Skypeコネクターのバグ。Skypeは、改行コードをサポートしている)
それ以外にも、いろいろ問題が出て、対応に追われましたが、、、
「質問していただいても、お答えできないものもございます。」
ということにさせていただきます。(そこんとこが、ノウハウなので)

ゆるゆるブログを書いていたら日付が変わりそうなので、巻いていきます。

iPhone 7で接続するには、Apple Storeで、Skype for iPhoneをダウンロードしてインストールし、チャットBotを連絡先に登録します。
MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botのiPhoneからのSkypeコネクター対応
あとは、相手が人間と思って、普通に メッセージを送って会話すればよいです。
※繰り返しになりますが、改行されないのは、Microsoftのバグですよ~
MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botのiPhoneからのSkypeコネクター対応
MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botのiPhoneからのSkypeコネクター対応
とまぁ、図の中に、コメントをつけた通りです。

「ぐるなび」と連携していますので、リンクのURLを自動的に調べて、料理の画像をサムネイル表示します。
このサムネイル画像もリンクになっており、クリックすると、「ぐるなび」サイトに飛び、空席情報を調べたり、予約したりもでき、そのあと、Skypeの会話プロセスに戻って、続きの会話ができます。
MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botのiPhoneからのSkypeコネクター対応

惜しいなあ。
これで、ちゃんと改行ができていれば、かなり良い出来だったのにね。
当たり前すぎて下らないので書きませんでしたが、当然、接続したユーザごとにユーザエクスペリエンスを永続化するパーソナライズ型チャットBotです。

これも繰り返しになりますが、Web Chatコネクター用のコードを、Skypeコネクターに対応させるために、あちこちを修正するハメになり、仕様も変わりました。
でも、これも繰り返しになりますが、
「質問していただいても、お答えできないものもございます。」
ということでお願いします。(ノウハウなんでね…)
まぁ、LINE、Skype、LyncなんかのIM用Botは、HTTPのWeb技術とは違いますから、同じような考えで設計すると、悲惨な結果になります、とでも申し上げておきます。

現在のPoC用のシステム構成ですが、Web Chatコネクターは、さくらのVPS上のApacheから、独自ドメインを取得して、 SSL/TLSで配信しています。
その後ろで動くチャットBot、および、Skypeコネクターは、Microsoft Azureのサービス(商用版)を従量課金で使っています。

Windows系PCの方、Android系スマホの方は、以下の URLでデモを動かすことができます。
   ↓
2016.12.06 MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botで「もしかして、これ?」対応

※Apple系(OS X、iOS)の Safariなどは、Microsoftのバグのため、正しく動作しません。
とりあえず、上記のWebチャット画面を表示して、「hi」と打ち込んでください。
あとは、分かります。

※Web Chatコネクターを使っていますので、HTTPSセッションごとにパーソナルエクスペリエンスをデフォルト学習状態にしています。
※Skype、Lync、Facebook Messenger等では、ユーザごとにパーソナルエクスペリエンスを永続化できます。
※いたずらが多いため、Web Chatコネクターは、認証を設定しました。
 ・ユーザID: bot
 ・パスワード: 当ブログの画像認証文字列
※SkypeのIDがある方は、Skypeコネクターにつなげますが、接続できるユーザ数に制限があります。

[MS チャットBot 実証実験 関連ブログ]
2016.10.30 Microsot Bot Framework 3.0で 飲み会調整botデモサイト改二
2016.11.04 Microsot Bot Framework 3.0で ニュースbotデモサイト改二
2016.11.05 Microsot Bot Framework 3.0で 飲み会調整botデモサイト改二 再始動
2016.11.12 MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botのパーソナライゼーション
2016.11.18 MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botのリスト並べ替えパーソナライズ
2016.11.20 MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botの日本語自然文入力
2016.11.25 MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botの語句類似度計算による類似語入力
2016.11.26 MS Bot Framework 3.0で 飲み会調整botのiPhoneからのSkypeコネクター対応 [かわいい]

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[追伸]
今朝は晴れましたが、放射冷却で、早朝は、冷えました。
記事が長くなったので、雑談はやめておきます。

ヴェーダが、こう判断している。

オリジナルの太陽炉=GNドライブを持たざる者は、イノベイターにはなれない。


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